女ごころ サマセット・モーム | tomokoの読書感想文

女ごころ サマセット・モーム



著者: モーム, 竜口 直太郎, William Somerset Maugham
タイトル: 女ごころ

モームの有名な著書「雨」「月と6ペンス」よりも先に読んだのがこちら。

短編なのであっという間に読めました。

主人公は美貌の未亡人。この若き未亡人に言い寄それぞれタイプの異なる3人の男を通し、恋愛って何?男選びって何?
そんなことを問われた気がします。

私の考え・・・・
恋愛は「偶像に恋する事」と「その人を好き」ということはしばし混同しがち。
でも、それら2つは天と地ほども違う。

物語のエンディングでのヒロインの決断は、ヒロイン自身も意外であったと思います。

男選び=「自分の同類を知る、等身大を知る、自分と合わせ鏡のような人を選ぶ」
そのためには自分を知る事が必要?


恋愛は「自分と向き合う作業」でもある?