美女たちの神話 | tomokoの読書感想文

美女たちの神話

著者: 森 瑶子
タイトル: 美女たちの神話

中学生の頃、熟読した一冊です。

G・ケリー、E・バーグマン、B・バルドー、C・ドゥヌーブ、E・テイラー、M・モンロー・・・大女優の人生がドラマティックかつ艶っぽい文章でつづられた一冊。

 

幾度読み返したことか・・・。

今でもところどころの文章を空で言えるくらいです。

 

特に、ヴィヴィアン・リーに関しての記述が印象的でした。

ローレンス・オリビエとの運命的な出会いから、心の病におかされ、寂しい最期・・。

この文章がきっかけで、風と共に去りぬのファンになったのです。

 

いずれの大女優にも共通していえるのは、彼女たちは、大女優としてしか存在できない宿命を背負っていたのではないかということ。

 

とにかく、読んでみて欲しい一冊です。