開かれた扉  ヘレン・ケラー | tomokoの読書感想文

開かれた扉  ヘレン・ケラー

著者: 横田 とくお
タイトル: ヘレン・ケラー―奇跡の人

ヘレン・ケラーについての書籍のなかに印象的な言葉がありました。

 

本文引用

安全とは思い込みにすぎない場合が多い。

現実には安全というものは存在せず、子供達も誰一人として安全と言えない。

 危険をさけるのも危険に身をさらすのと同じくらい危険なのだ。

人生は危険に満ちた冒険か

もしくは無か、そのどちらかを選ぶ以外にない。

この言葉は、時として幸福と不幸という言葉にもあてはまるような気がします。

幸福であればあるほどそれを失った時の喪失感は多大です。

なにかを所有したり得るということは、それらのものを失う可能性をも抱えてしまうことだと私は思います。

この世の中に絶対な存在はないのだと思います。