細雪   谷崎潤一郎 | tomokoの読書感想文

細雪   谷崎潤一郎

著者: 谷崎 潤一郎
タイトル: 細雪

いつかこんな京都めぐりがしてみたい。

 

南禅寺の瓢亭で早めに夜食をしたため、

これも毎年欠かしたことのない都踊を見物してから帰りに祇園の夜桜を見、

その晩は麩屋町の旅館に泊って、

明くる日、嵯峨から嵐山へ行き、中の島の掛茶屋あたりで持ってきた弁当の折を開き、

午後には市中に戻ってきて平安神宮の神苑の花を見る。

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