季節のうた  佐藤雅子 | tomokoの読書感想文

季節のうた  佐藤雅子

著者: 佐藤 雅子
タイトル: 季節のうた
著者: 佐藤 雅子
タイトル: 私の洋風料理ノート―おそうざいからお菓子まで

お気に入りの本屋さんのオーナーが薦めてくれた本。


今でこそカリスマ主婦がもてはやされていますが、佐藤雅子さんは、その先駆けとなった方なのだそう。

エッセイの文体はとても優しく、その暮らしぶりは「ていねいな暮らし」というより「最上級の暮らし」といったかんじ。

贅沢なのではなく、気の配り方が最上級なのです。


主婦としての誇り、家族への愛が文面からにじみでていて感涙を誘うほど。


お料理の材料も、どのお家の冷蔵庫にも眠っていそうなものばかり。


そしてさらに特筆すべきは、写真アングルの素晴らしさかもしれません。


数十年前のテーブルコーディネート、写真アングルとは思えないほどしゃれています。


気配り上手はすべてにおいてセンスが良いのだ・・そう改めて感じております。