イタ・セクスアリス
森鴎外のイタ・セクスアリスには、鴎外自身の人生観みたいなものが多分に見受けられます。
そのなかで結婚について「侍の娘は男の魂を見込んで嫁にいく」と書いてありました。
魂を見込んで・・・
良い言葉ですね。
肩書きやら、収入やら、顔かたちでなくて魂を見抜くなんて難しく聞こえるけれど、「ソウルメイト」だと思うともっとすぐに見抜けそうです。
まるで自分の片割れみたいな人=ソウルメイト。
恋人であり夫であり、親友であち兄弟であり・・・
その一人の人から自分とどれだけ感性の共有ができるのか?ということでしょうか?